■ [大事なこと]普通
本日、尊敬している先生から「共通点は、「ふつうの教師」という視点から考えようということだ」というお言葉をいただきました。嬉しく思いました。
私は繰り返し、以下のことを述べています。
「勤務時間が終わったら自宅に帰るべきだ。」
「教え子のために時間を費やし、我が子や家族をないがしろにするのは筋違いだ」
「他人である教え子を一人の教師が救おうとしてはいけない。我が子や家族を犠牲にしてしまう」
「続けられない教材研究や研修はするべきではない。そんなのを本気でやれば、数百年かかっても出来るわけ無い。」
「手を抜けるところは積極的に抜くべきだ。余裕のない教師が良い教育は出来るわけ無い」
「テレビドラマの熱血教師」や「研修会で数百人の教師を集められるカリスマ教師」とは真逆なことを言っています。
その代わりに以下のことを述べています。
「絶対に一人も見捨ててはいけない。見捨てた瞬間から自分の心が腐る。」
これって建前論、精神論みたいですよね。でも、具体に述べているのは以下の通りです。
「ノウハウ本は積極的に利用しても良いが、まず指導要領をちゃんと読みましょう」
「教師一人が三十人を背負うのは無理。それは熱意や努力や才能で乗り越えられるわけではない。だから、みんなで一緒にやった方がまし。」
「自分が出来ないならば、出来ないと正直に言いましょう。どんなにごまかしても、子どもは分かる。解決策を示すのではなく、解決がいかに重要かを語りましょう」等
つまり、当たり前のことです。そして普通の教師が出来ることです。
私はスーパーマン教師になればどれほどのことが出来るかわかりません。でも、自分がスーパーマン教師になれないことは知っています。そして、自分でも出来ることは何かは分かります。