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2011-04-17

[]普通 12:27 普通 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 普通 - 西川純のメモ 普通 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日尊敬している先生から「共通点は、「ふつうの教師」という視点から考えようということだ」というお言葉をいただきました。嬉しく思いました

 私は繰り返し、以下のことを述べています。

 「勤務時間が終わったら自宅に帰るべきだ。」

 「教え子のために時間を費やし、我が子や家族をないがしろにするのは筋違いだ」

 「他人である教え子を一人の教師が救おうとしてはいけない。我が子や家族犠牲にしてしまう」

 「続けられない教材研究研修はするべきではない。そんなのを本気でやれば、数百年かかっても出来るわけ無い。」

 「手を抜けるところは積極的に抜くべきだ。余裕のない教師が良い教育は出来るわけ無い」

 「テレビドラマの熱血教師」や「研修会で数百人の教師を集められるカリスマ教師」とは真逆なことを言っています。

 その代わりに以下のことを述べています。

 「絶対に一人も見捨ててはいけない。見捨てた瞬間から自分の心が腐る。」

 これって建前論、精神論たいですよね。でも、具体に述べているのは以下の通りです

 「ノウハウ本は積極的に利用しても良いが、まず指導要領をちゃんと読みましょう」

 「教師一人が三十人を背負うのは無理。それは熱意や努力や才能で乗り越えられるわけではない。だから、みんなで一緒にやった方がまし。」

 「自分が出来ないならば、出来ないと正直に言いましょう。どんなにごまかしても、子どもは分かる。解決策を示すのではなく、解決がいか重要かを語りましょう」等

 つまり、当たり前のことです。そして普通の教師が出来ることです

 私はスーパーマン教師になればどれほどのことが出来るかわかりません。でも、自分スーパーマン教師になれないことは知っています。そして、自分でも出来ることは何かは分かります