私は落語が大好きです。そして、高校教師になった25年前から、教師の勉強の一つとして聞き続けています。それだけ聞き続けると、たいていの演目は知っています。そうなってくると、最後に残るのは、「声」と「人柄」のように思えます。
そのいずれもが良いと感じられると、くすぐりのないシンプルな話が何度聞いても心地よい。他の人が演ずると、人の醜さが嫌になる話も最後まで聞けるから不思議です。くすぐりに頼った話者は、何度も聞くと面白くなくなる。そして、教師も同じだと感じます。
本日、久しぶりに数百人レベルの全校『学び合い』を参観した。先生方の熱意がびんびんに伝わる。子どもたちのしまり方が実に良い。安心してゴチャゴチャを楽しめます。