■ [大事なこと]埼玉の会で話すこと
6月11日に埼玉県本庄早稲田で『学び合い』の会が開かれます。主催者である杵淵さんからのお題は「教師の職能発達について」です。直ぐに話の組み立てが出来ます。2000年の研究である教師の職能形成の研究、2008年の中学生の授業の研究をベースにした話をするつもりです。
どうも、研究者である私は攻撃的な面を押さえるのに苦労します。話のコアの部分を簡単に言えば、多くの教師が教師の職能と思っているものは、教員経験3年、もしく7年経験で気づけるレベルのものです。そして、それでとどまっているのがその正体です。
しかし、そのレベルのことは、中学生に小学生相手の授業をさせれば、中学生でも気づけるレベルなのです。と、こ、ろ、が、中学生は教師経験15年レベルで気づけるレベルのことを気づけます。何故か、それは「協働」がポイントです。
残念ながら、自分が苦労すれば良い教師になれるという、きわめて素人的な職能モデルが一般的です。でも、一人の教師の出来ることは限られています。そこで、静的なモデルではない、動的なモデルでの教師の職能を語りたいと思います。
結局、教師の最大の教師は子どもなのです。しかし、それに立ち向かうためには、子どもと同僚と協働しかない、ということを語ります。教師も『学び合い』が必要です。
追伸 明日になったら、プレゼンをつくります。