お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

2011-06-07

[]急ぎましょう 21:59 急ぎましょう - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 急ぎましょう - 西川純のメモ 急ぎましょう - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師は一人一人の子どもを理解すべきです。てなことを言う人がいると、殺したくなるほど(不穏当な表現お許し下さい)の怒りを感じる。馬鹿野郎、と叫びたくなる。

 一人一人のは深い「業」を背負っていると思います。そして、恐ろしい業を、子どもが背負っている場合があります。それを知っても何も出来ません。助けるポーズをすることさえ恐ろしい

 若いとき、そして独身の時、それにふれたことがあります。恐ろしい。眠れません。1升の酒を飲んでも目がさえるほどの恐ろしさ。当時の私の出来ることは、酒を飲んで自己憐憫の合理化しかできません。自分の境遇、自分の両親をどれほど感謝たか

 だから、その業にふれるのが怖い。だから、一人一人の子どもを理解したくない。理解しても、自己憐憫に陥るしかいから。でも、そういう子どもがいることを知っています。そして救いたいと願います。

 人は、だれかと繋がっていれば大丈夫です。それが複数であれば、多数であれば安定します。教師はそれを組織的に、全ての子ども与えられる凄い職業です

 中長期的な計画をしています。でも、焦らなければならないと思います。詳細は知りたくありません。でも、その恐ろしさは分かります。私の知っている様々などのケースか分かりませんが、どのケースであっても恐ろしい

 同志の皆さん。我々は幸せです。例え辛くとも。でも、恐ろしい境遇の子どもいます。我々は急がなくてはいけない。問題を解決できなくとも、全ての子どもに繋がりを与えることが出来る。それは神仏並の救いを与えるほど、凄いことです

 同志の皆さんは、そのような事例を自分クラスの中にいるはずです。分かっています。でも、皆さんのクラス以外の子どものためにも急ぎましょう。http://j.mp/kA2GCb

 私は絶対に「その子」の詳細は知りたくない。でも、その子を救うため、そのような子が生まれないために、何が必要かを考え続けたい。クールブレインは必要です。でも、ウオームハートも必要です。同志の熱き思いを触発され、私の中の熱き思いに火がつきました。