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2011-08-27

[]添い寝 06:13 添い寝 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 添い寝 - 西川純のメモ 添い寝 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 未だに私は息子の添い寝をします。9時前に寝かしつけて、約45分後にそっと起き出します。ちなみに私のブログが欠けている日は、大抵、そのまま爆睡してしまった日です。

 添い寝はいつまで続けようかな・・・とも思います。

 たまにですが、添い寝をしていると、息子が「だっこして」と言うときがあります。だっこすると、息子が力を込めてだっこします。その時は、ぎゅっとだっこして、チュチュをいっぱいします。「もう、安心した?」と言うと、うなずきます。こういうときは寝付きが良いです。

 これがあるから、やめられない。

[]褒める 06:13 褒める - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 褒める - 西川純のメモ 褒める - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は『学び合い』を始めた人にアドバイスするとき、「褒めなさい」とアドバイスします。『学び合い』の初期段階では2割程度の子がものすごく頑張っているのです。ところが、『学び合い』初心者は頑張っている子ではなく、駄目な子に目がいきます。そうなって叱ります。しかし、頑張っているのに評価されない2割はやがてやる気を失ってしまうのです。だから、駄目な子ではなく、頑張っている子を褒めましょう、とアドバイスします。

 ところが私は殆どゼミ生を褒めません。ゼミ生が褒めるだろうな、と期待して報告しても、「それは織り込み済みのこと、あなたの達成すべきは・・」と語ります。

 理由は、集団が形成されているからです。それ故、私が褒めずとも、仲間が褒めてくれる。そして、関わっている外部の人たちから褒めてくれる。そして我がゼミは集団としてかなり有能だと信じています。大多数の人は褒めて成長します。しかし、本当に有能な人は駄目だと言われて成長します。だからです。

 が、気づかれぬように、感激の涙を流すことは少なくありません。彼らの達成したことで感激するレベルになるのは、それは2年間の積み上げの最後の段階です。しかし、それをなそうとするために心、そしてそれの鏡である行動に関して、感激することがあります。私が忘れてしまった「志」を呼び覚ましてくれるときです。

 今、我がゼミは爆走しています。目標は与えました。評価は「駄目だし」です。環境の整備も手を尽くしました。残っていること、それは集団としての健全性を維持することです。そのための集団としての評価です。

 我がゼミが1年間でなす事の凄さを想像すると、畏怖を感じます。

[]評価 06:13 評価 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 評価 - 西川純のメモ 評価 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 同志がコメントしてくれたので、気をよくして補足です(http://bit.ly/qVHkfH)。

 評価とは見続けること、これを言い換えると、評価とは願い続けることなのです。評価は目標と一対です。願うことを与え、それが達成しているかを評価するのです。つまり、評価し続けることを維持する根本は、目標の達成を願う心です。

 しかし、教師も人の子です。目に入りやすい子どももいれば、目立たない子もいる。それがかなりの数なのです。一人も見捨てずにを達成するためには、個ではなく集団を見るしかありません。これに心揺るがないようにするには、セオリーが必要です。