■ [大事なこと]戦い方
最近、ゼミ生が怒り狂っているので、政治的な戦い方に関して講釈しました。
第一に、相手を憎まないことです。憎めば、心が乱れ、作戦を誤ります。大抵の敵は、誤解しているか、愚かなのか、怖がっているのか、いずれかです。いずれも我々の脅威ではありません。その事例の場合、私は相手方の立場に立って分析しました。その結果、その人は追い詰められていることを説明しました。実は、怒るのではなく、哀れむべき人であることを説明しました。
第二に、そのような相手に論破しようとしても無駄です。だって、絶対に負けを認めないはずですから。では、どうするか。論戦を見ている人は、どう見ているかポイントです。そして、その論理ではなく、その態度が判断のポイントとなります。その事例の場合、その人がかなり大人げない態度をしていることを指摘し、周りからどう見えるかを話しました。
私にも、かなり長期間にわたって挑みかかってくる方がいます。しかし、私は聞き流します。その人が大人げない言葉と態度で大きな声を出せば出すほど、『学び合い』に興味を持ってくれる人が増えてきています。ありがたいことです。
愚かな敵は、無力な味方より、強力な味方になる。扱い方によっては。私の持論です。
■ [大事なこと]偶然
最近、びっくりする偶然が私の耳に入ります。ある日本人学校の同志のクラスの新入生は、『学び合い』クラスの出身だった。ある同志が海外視察に出かけたら、別の同志といっしょだった。
私も最近ありました。ある学校の先生が『学び合い』を学びたいと言うことで手ほどきにその学校に行きました。学校の校門を入ろうとすると、なんと信州大学の三崎研究室の出身者がいるではないでしょうか!話を聞いたら、結果を出すべく、したたかにやっているそうです。ということで、その学校では、私が校門を入る瞬間から同志が二人いることになりました。
これだけ偶然が重なると、もう、必然としか言いようがありません。我々の密度は、我々が思う以上に高くなっていると思います。
■ [お誘い]山口大会
9月4日に『学び合い』山口大会(http://bit.ly/pZkHd0)があります。会は日曜日開催ですので、終了後の懇親会はありません。が、前日の飲み会はあります。もし、参加される方で前泊される方がおられれば、金曜日までに私に連絡下さい。懇親会を担当している方に連絡いたします。
追伸 私は当日、山口大会では最後まではいられません。実は9月4日は我が家の大事な記念日なのです。ということで、途中で失礼いたしますので、私と議論されたい方は是非。