■ [お誘い]VIEW21
中学校の同志へのお誘いです。昨日、ベネッセが発行し、全国の中学校の校長先生へ配布している「VIEW21」という雑誌の取材を受けました。そこでは私の話の他に、『学び合い』を取り入れ自校化している中学校の紹介があります。
11月に発行されます。うまく使って下さいね。
■ [大事なこと]封印
だれしも物心つく頃、「死」を意識し、眠れぬほどの恐怖に捉えられたことがあると思います。しかし、やがてそれを封印する術を知ります。それを考えなくなるし、それを思い出すような情報を無意識で避けるようになります。
そんな人にとって、「地獄図」と「極楽図」を対比させながら布教する人の話は、思い出したくもないことを思い出させる嫌な話に聞こえると思います。おそらく「極楽」を信じて布教している人は、極楽図をイメージさせることを目指していて、地獄図はその対比で使っているのだと思います。しかし、その極楽を信じられない人は、考えたくもない地獄を思い出させる話としか思えません。
『学び合い』で「一人も見捨てず」という言葉は、これに似ていると思います。教師は採用後、ごく短い時間の中で「一人も見捨てず」という心を封印します。それが辛い人は部活や放課後の個別支援に活路を見出そうとします。しかし、毎日の教科指導では封印します。『学び合い』によって一人も見捨てない教育が実現できるかもしれない、と思えない人にとっては、『学び合い』の話は「おまえは子どもを見捨てているんだぞ」と傷口に塩を塗っているようなものなのかもしれません。でも、教師はその痛みを思い出すべきだと思います。だって、その数十、数百倍の苦しみを毎日絶え間なく味わっている子どもがいるのですから。
■ [お誘い]東三河の会
豊橋近くの方へのお誘いです。http://bit.ly/r0WFsj