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2011-10-16

[]新たな試み 19:05 新たな試み - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新たな試み - 西川純のメモ 新たな試み - 西川純のメモ のブックマークコメント

 素晴らしい可能性のある試みです。お誘いします。http://bit.ly/rc7MiI

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 一夜明ければ、次が開始します。

 物事、出来る前は荒唐無稽に見えても、一度出来る子とが分かれば、あとは簡単です。おそらく小々連携はゼミ生ご日常の活動をやりながらでも、連携する小学校を支援することは出来るでしょう。事実、昨日のうちに今年中に3つの小学校が合同で『学び合い』をする目鼻はつきました。

 では次は何でしょう。一つは小中連携というより、中学校区の小中学校群の形成です。これが出来上がれば、中1ギャップ、高一ギャップを乗り越えられ、小規模校で育った子どもが潰れないようになれるでしょう。

 二つ目は、保護者を学校に巻き込むことです。最初は家庭科のミシン指導で保護者の協力を得る、放課後学習を地域で維持するなどの道筋があります。でも、それはごくごく入り口に過ぎません。本当にやりたいこと、それはイベントではなく常態にすることです。例えば、教室で子どもたちが『学び合い』をやっている後ろにちゃぶ台があり、そこでは3、4人の保護者と担任が、お茶を飲みながら四方山話をするのです。職員室には大机があり、そこには十人弱の地域のシルバー世代がいます。そこでも、学校の職員とお茶を飲みながら四方山話をするのです。その人達は、クラス・学校で何かがあったら「はい、喜んで」と支援する人です。例えば、自習監督が必要→「はい、喜んで」、テストの○付け→「はい、喜んで」、ルーティーンの書類づくり→「はい、喜んで」です。中には、退職された教員の方もいるでしょう。その方は、教職員の一員として参加します。特殊な技術が要求される場合もあるでしょう。例えば、水道管が壊れた→地域の方が知り合いの地域の人に電話をする→駆けつけて部品代だけで修理してくれる。このようなことが常態になったら、その学校は数千万円の予算を持っていると同じです。高齢化する日本において社会が成立するためには、高齢者を死ぬ寸前まで働いてもらわなければなりません。そして、それが生き甲斐にならねばなりません。

 上記の二つが成り立ったら。それは新たな地域コミュニティーを創造することが出来ます。日本の多くの人たちの幸せを保証することが出来ます。もちろん僻地に限らず、大都会においても同様です。今、都市部の学校の中には、一学年一クラスの小学校は山ほどあります。

 妄想します。学校にはものすごい可能性がある。と。