■ [親ばか]社会科

朝一番に、教員採用試験の一般教養を勉強しているゼミ生から「どうやったら社会科を覚えることが出来ますか?」と聞かれました。私は社会科で大学入試以外は、一度もノートも付けたこともないし、参考書も問題集もやったことがないし、テスト勉強もやったことがありません。しかし、小中高の社会科は常に5段階の5でした。理由は簡単です。本が大好きなのです。日本や海外の歴史小説が大好きで読みまくりました。それを理解するには歴史地図を読まねばなりません。そこから派生して、色々な本を読みました。そのため、勉強するという意識無く、それらが有機的に頭の中に入っているのです。
息子は私と似ています。休みの日に「どこに行きたい?」と聞くと、本屋と答えます。小学校1年生の時に、高校入試問題を2問だけですが解いた子どもです(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20080308/1204965326)。
偶然ですが、息子の社会科の実力を知りたいと思いました。そこで、昨日、5年生の息子に、6年生の社会科全単元を網羅する16枚のA3版の業者テストを与え、帰るまでに解いておくように指示しました。帰ってから採点すると、夏目漱石の「漱」などの難しい漢字は書けませんでしたが、ひらがなでもOKという採点基準ならば、全単元に渡って70点以上はとっていました。我が子だと思います。
こういうところは私と似て良いのですが、似て欲しくないところがあります。それは嫌いなところは勉強しないというところです。このあたりはなんとかせねばと思っています。