■ [ゼミ]ゼミ長

異学年学習に関する過去の研究成果の一つです。
異学年学習をすると下学年は上学年に「これでいいですか?」と聞きます。上学年は99%以上「いいんじゃない」と応えます。そんなにOKと言われるのに下学年は確認します。何故か?「いいんじゃない」という一言は、「何かあった時に尻を拭くよ」という意味だからです。では、何故、上学年は「いいんじゃない」と言うのでしょうか?それは、それを言えば下学年が一生懸命になって色々なことをやってくれるからです。
西川ゼミには下は20歳の学生から40歳代の現職院生が含まれます。そして、教職大学院になってから3代続けて20歳代の学卒院生がゼミ長になっています。そして、4代目も学卒院生だそうです。非常に興味深い現象だと思っています。
■ [嬉しい]劇的ビフォーアンドアフター

本日は埼玉から高校の同志をお二人迎えて3校を回ります。最初は『学び合い』を学校づくりの軸に据えて2ヶ月弱の学校。次は2週間の学校、次は1年の学校です。
『学び合い』を導入して最初の3ヶ月で変化するのは、実は子どもではなく教師なのです。だから、『学び合い』が腑に落ちた先生は子どもが変化するのに3ヶ月も必要ありません。3校を回ることによって、先生方の立ち位置の変化がよく分かると思います。
でも、こんな面白い見物、3人だけしか見ないなんてもったいないな~
■ [大事なこと]ドラマ

同志のメモがとても心に響いたので、紹介します。分からない子が分かるまでの過程がよく分かります。不安の中にいる子どもが踏ん張れるのは「見捨てられないという安心感」です。そして、分かった時にみんなが喜んでくれる喜び。『学び合い』を実践している教師自身、この二つは経験している人は少ないだろう。私も。そこには想像を絶するドラマがあると思います。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/concert3/20120210