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2012-03-16

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 大事なリンクを張り忘れました。

 http://www.djn.co.jp/support/special/mnb/

[]予告 11:02 予告 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 予告 - 西川純のメモ 予告 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 日本全国には『学び合い』にトライしたいが、「どうしたらいいの?」と悩んでいる人がいます。その人達が最初に言うのが「課題はどうつくったらいいの?」です。『学び合い』を実践している人には、「本当に分かったかどうかを確認するためのミニテストがあるといい」という願いを持っている人は多いと思います。そして、『学び合い』を周りの人に認めてもらうために、学力向上の結果を出すことに必死になっている人は多いと思います。

 教育同人社には面白い人たちがいます。ツイッターで「生の授業を見せてください」を私に送り、私が「いいですよ。では、いつ」と聞いたら、数日後には新潟まで来てくれた森社長を筆頭に、アンテナが高くとてつもないことに面白がる人が少なくありません。そんな人たちが私の妄想を受け止めていただき、テストのプロの人がさらに妄想を広げたプロジェクトが始まります。

 まずは小学校算数の全学年でミニテストを作成します。これは『学び合い』の最後にやらせて、本当に分かったかを確認できるテストです。しかし、使い方は多様です。そのテストを黒板に貼って、「今日はこれを全員出来るように。はいどうぞ」とすれば課題になります。さらに、確認テストは教師が一斉にやらせるのではなく、教師の与えた課題を終わった子どもが自主的に利用することも出来ます。また、自分が教えた子が本当に分かったかを確認するテストにもなります。そして、そのミニテストを家庭学習に活用すれば予習・復習も出来るのです。このミニテストは教育同人社のワークテストと対応しているので、子どもの努力は確実に反映されるという仕組みです。

 まずは24年度から小学校算数全学年のミニテストを順次アップしていきます。もちろん、これはきっかけにすぎません。『学び合い』が本物だと分かっている仲間が、面白がって色々なことを始め、発展します。楽しみにして下さい。

 教育同人社の仲間は、私のゼミ生と同様に、「期待しているよ」、「寝なくて良いんだよ」というプレッシャーを受け、それから逃れられない状態にいます。なにしろ、『学び合い』での子どもを何度も見て、彼らと話し合い、『学び合い』が子どもたちにとってどれほどの意味を持つのかを分かった人たちなのですから。4月にオープンし始めますので、使ってみて、色々なご意見を下さい。これは始まりです。『学び合い』の仲間が使いやすい情報を集積したいと思います。

追伸 アップしている課題に、「上記の問題を同級生が全員解けるようになる、説明を●文字程度で作成する。同級生に説明して納得してもらったらサインをもらう。また、その人の意見をもとに説明を改良する。●人のサインをもらう。」、もしくは「上記の問題と同様の問題とその解答を作る。問題には小さくとも自分独自の工夫を入れる。その工夫を●文字程度に書く。●人の人に問題を解いてもらい、サインをもらう」というような課題を付ければ、あっという間に高度な課題になり、少数の問題数であっても、あっという間に1校時の課題になります。