■ [大事なこと]家庭
昔の日本のドラマでは退職した夫が、「君のおかげで仕事に専念できた」と感謝する場面があります。それが美談のようだったと思います。
独身時代は、24時間の全てを仕事に費やせます。ところが結婚するとそうはいきません。子どもが出来ればさらにです。時々、「もうちょっと仕事に集中させてもらえれば・・・」と思うこともありました。しかし、今は違います。
結婚や子育てのために仕事のこなし方が変わりました。独身時代は朝早くから夜まで仕事をして、夜は酒を飲んでバタンキューでした。しかし、結婚後は提示に出勤し、夕食は家族と一緒にしています。その代わり、合間合間にチョコチョコ仕事をするようになりました。出張も少なくしました。昔のペースでやっていたら家庭生活が崩れるし、なによりも命がなかった。少ないながら子育てに関わり、今でも続けています。おかげで息子と繋がっています。それが喜びです。
きっとこのことは昔から同じだと思います。日本社会が仕事人間を美談として人をこき使っていたのだと思います。でも、家庭あっての仕事です。このことが分かっていない教員社会があります。何とかせねば。