■ [大事なこと]非難

思い出して下さい。最近、家族以外の人に公的にかつ明確に非難されたことがあるでしょうか?おそらく、殆どの人は無いと思います。そして、1年のスパンを広げても、10も無いと思います。そして、それが1度でもあれば最低でも数日ぐらいは落ち込むと思います。
ところが日本国首相レベルになると、天下の大悪人のような非難をありとあらゆる人から受けます。圧倒的大多数の人はそのような非難に耐えられないと思います。それは日本国首相になるような人も同じです。これに対応する方法は、「非難する人を大悪人で愚かな敵であると考える」しかありえないと思います。大悪人で愚かな人に非難されてもあまり心は痛みませんから。
もう一つの道があります。それは、「非難する人」と繋がっていている仲間の人と繋がり、「非難する人」の情報を遮断するのです。つまり「非難」を仲間というフィルターを通すのです。この場合、その仲間の人の判断・配慮が重要なポイントなのです。
その仲間の人が全ての情報を遮断すれば「裸の王様」になってしまいます。しかし、相手の気持ちを考えず、そのままの情報を流せば、その仲間は非難する人となんら変わりなくなり非難する人になってしまいます。私を含めて、自分は非難されるとひどく落ち込むのに、人に対しては無配慮な人は少なくありません。
幸い、私には仲間います。例えば、ゼミ生やOB・OGは2年間以上、私という生物を観察しています。結果として、私がいかに落ち込みやすいし、心配性であることを知っています。私と無関係に、自分たちで多くの問題を解決してくれます。私に知らせる情報は極力限り、その情報を流す場合は小心な私に配慮してもらっています。おかげで、大学人として生きることが出来ます。感謝です。