■ [う~ん]駄目だ・・・
特別支援の子どもを持つ保護者向けの本を書きたいなと思って、いくつか買ってみました。しかし、読もうとしても、読めないのです。
一頁を読むごとに、保護者の気持ちに共感してしまい、涙がボロボロ流れてくる。そして、胸が苦しくて、苦しくて。頑張りましたが、どの本も20頁もよめない。
しかし、その中でも分かるのは、そのような保護者の方は学校に全く期待していないということです。おそらく、そのようなことを思わせることを学校は繰り返したのでしょう。そして、そのようなことをした教師の側も、追い詰められているのが分かります。
結局、特別支援の子どもに直に関わっている保護者も特別支援の先生も、他の人を信じていない。だから、自分で抱え込んでしまっている。お気持ちは痛いように分かる。でも、それによって対処療法は出来ても、根治療法は出来ない。問題の先送りに過ぎない。
学校で教えるべきことは、学校を出てから生きる術です。特別支援の必要な子にとって一番大事なものは、健常者とどのようにつきあえるかです。そして、自分を理解してくれる多様な仲間をどれだけ持てるかです。
それを周りを信じていない保護者や特別支援の担任の先生方に、どのように伝えたら良いのだろうか。と、思うと気が重くなりました。う~ん