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2013-06-29

[]挨拶 21:45 挨拶 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 挨拶 - 西川純のメモ 挨拶 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 道で会って、目を合わせて挨拶をして、無視されたらばどうなるでしょうか?

 関係が崩れますね。

 これってまずないです。でも、電子メール等の直接会わない場合、たまにあります。ゼミOBOGもです。私の管理下を離れているので、どうしようもありません。ただ、その子の人生を思います。問題を先送りして、問題解決すると思っている。問題解決したのでは無く、その人を「切っている」ということに気づかない。

 拡大均衡では無く、縮小均衡に陥る。そうなった人を、いっぱい知っています。そうなるとどうなるか。

 何度も、書きますが、「今日のメモは私でしょうか?」と心配そうにメールする方がいます。そう書こうとする人は、「絶対」に違います。そういう人はそのようなことをしません。だから、その手の書き込みは無用です。では何故書くか、他山の石です。そして、あなたが見捨てているのです。(大多数の人は意味不明です)

[]構成 06:02 構成 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 構成 - 西川純のメモ 構成 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 算数の教科書の構成、なんとからないかな、と思います。

たいていは最初に原理原則があり、次に基礎的な問題があり、応用問題がある。しかし、多くの子どもは最初の原理原則はチンプンカンプンで、やる気をなくす。あれは数学にフィットしているごくわずかな人にフィットする構成です。理系だって、イプシロンデルタ論法をいきなりやられてフィットする人は少ないと思います。

 日本の教科書は、その教科が大好きな人によって作られていることに起因する問題だと思います。

 日本人の大多数は演繹より、帰納の方が相対的に合っている。だから、最初に基礎的な問題があり、応用問題があり、最後に原理原則という構成の方が相対的に「まし」と思うのです。もちろん、『学び合い』的に言えば、教科書50ページから70ページを分かるように、さあどうぞ、です。そうすれば、自分に合った順序で学ぶでしょう。演繹的な人は教科書通りに学び、帰納的な人は最初の所をすっ飛ばして、最後に学ぶと思います。