■ [大事なこと]授業検討会

以前、ある小学校でゼミ生の提案の元に検討会が開かれました。テーマは今後の全校『学び合い』をどのように改善するかです。その話し合いに参加したい人は休み時間に集まってと声がけしたら色々な学年の子が二十人強集まりました。そして、先生方と話し合いがありました。
子どもを教育に関わらすべきでは無い、というお考えの人もいます。しかし、それは校長だけで決めている学校と同じです。
でも、大人と子どもは違う、と普通の人は言います。でもね。大人の学校だって、最終決定権は法律上は学校長にあります。でも、職員の力を引き出す人は、どのようにすべきか。それと同じなのです。
■ [嬉しい]授業検討会

本日、ある学校の授業検討会に参加しました。この学校は毎週、全校『学び合い』をやった後に、その日の授業を職員間で振り返ります。こじんまりとした学校ですので、アットホームな会です。そこでの先生方の話を聞きながら、この話をダイレクトに子ども達に聞かせたい、と思いました。つまり、授業検討会の画像を教室に流すのです。みたい子どもは見るでしょう。そして、そのような子が『学び合い』の質を決めます。
我々には隠すようなものはないのだから。
■ [大事なこと]ジャンプアップ

同志の方々へ。
『学び合い』ジャンプアップで紹介した合同『学び合い』、全校『学び合い』の潜在的な価値の大きさを理解して頂ければと思います。
1校時の殆どを子どもに任せた『学び合い』の合同『学び合い』、全校『学び合い』「だけが」、教師の定常的な学び合いを可能とするものです。
それだけが、定常的にやれます。何故なら、時間割調整も不要で、準備も不用だからです。また、授業公開の後の検討会と違って、その場で話し合えます。それ故に、子どもをネタに雑談が出来ます。
今、教師集団に不足しているのは雑談なのです。膨大な雑談によって自己開示が出来る。それによって血の通った質の高い議論も出来る。負のスパイラルに陥る前に、相談できる。
全校『学び合い』を始めた学校の校長がかつて言いました。「先生方が職員室にいる時間が長くなった」と。みんな本当は雑談がしたいのです。