■ [嬉しい]一人も見捨てない
本日、ある同志から、「西川先生は課題はどうでもいい、教科書何ページから何ページを解きなさいで十分と言うけど、課題は大事です」ということを言われました。
私は課題が大事であることは十分に知っています。でも、そのレベルに対応できない教師がいることを知っています。対応することが出来る教師も、試行錯誤が必要です。ということが分かっています。
私は子どもを一人も見捨てたくない。同じように教師も一人も見捨てたくない。だから、私が本やネットで書いていることのほぼ全部は全ての教師が無理なく出来ることだけを書いているのです。それで十分だとは思っていません。でも、それで全員の教師が及びその家族が幸せになれると思っていることを書いています.その先があります。でも、全員には強いたくない。
■ [嬉しい]絶滅危惧種
本日は広島・高知から校長2名、教頭1名、教諭3名のお客様を迎えて研修です。そして、ゼミ生との飲み会です。『学び合い』のおかげで、教育に誇りと希望を持っている教師という絶滅危惧種に頻繁に会えるというのは嬉しい。日本の教育は捨てたもんじゃ無い。
それにしても校長レベルの参観が普通になってきました。ま、自分の授業実践の向上、というレベルに対応できる理論は、そう多くないですから。
■ [大事なこと]お便り
我が子を持つと、色々なことが分かります。
家内を見ていると、息子の行事のたびに大慌てです。というのは、まず、息子が担任からのお便りを持ってこない場合があります。その場合は、ママ友に電話して聞いたり、ファックスをしてもらったりしています。
お便りがあっても、その意味が分からず混乱することがあります。よくあるのは「持ってくる物」です。担任が分かりやすいようにと思って具体的に指定します。そうなると家内は絶対にそれにしなければならないのか、それともそれに似たような物で良いのかが判断できません。でも分からないので、それにしなければならない、と判断して、わざわざ買い物に行きます。ところが、あとで、それに似たような物、つまり、既に家にある物でいいとなると怒りがわきます。
おそらく、一般の母親が抱く、担任への不満の多くはお便りの不備のように思います。
ですので、学校のお便りをブログにアップしはどうかと思うのです。つまり、あるブログを立ち上げるのです。行事のある未来の日付にお便りの内容をアップしておくのです。そのブログにはコメント欄があり、保護者は不明のことを聞きます。担任は質問があれば応え、お便りを修正するのです。
仕事は基本的に増えません。ブログに書いたことを、カットアンドペーストで紙媒体に落とし、それをお便りにするのです。
コンピュータ・スマホを持つ保護者も多くなっています。というより、過半数はそうですよね。持っていない人はママ友ネットワークで保管すれば良い。ま、今よりもましになると思います。