■ [嬉しい]時代
『学び合い』の仲間が、県の枢要な地位に占め始めています。私がはじめにあったときは、教諭や平の指導主事だった『学び合い』の仲間が教頭や校長になり始めています。
フォーマルな世界でも閾値を超えるのも近いでしょう。
『学び合い』を構築する際、モデルは自然科学です。私が書いていることの背景には、常にデータを基礎づけており、調べようとすれば調べられるようなしています。また、『学び合い』のセオリーを極めて単純に記述出来るようにしました。その結果として、「個人」を離れて理論になるようにしました。この方針は間違っていなかった。
不安でしょうがない、というのが本音ですが、日本各地に仲間がいる。その人たちが「頭」を使って色々してくれる。それも教育行政の奥の院から、ベテラン、中堅、若手、そして子ども、保護者、営利企業の方々がサポートしてくれる。その全貌を感じられるのは、今のところごく少数です。でも、それが動いています。
あと、3年ぐらいかな・・・と勝手に思います。私以外の方々が『学び合い』の様々なことをやり、私が邪魔になり、私が『学び合い』から手を引けるのは。今、それを確実にする本を推敲しています。私が出来ること、私だけが出来ることをやり続けています。