■ [嬉しい]歴史を創る
昨日、ある同志よりメールをいただきました。最近、そのクラスのことをブログで書きました。
『実は、クラスの子ども達には先生のBlogも紹介して、この記事って、このクラスのことだよと興奮して伝えると、子ども達も「自分たちが歴史を作るんだ」のような感覚になっているようでした。』
そのクラスの子どもたちの判断は正しい。我々は歴史を創っています。本当は歴史は誰でも創れます。ただ、一人では誰も創れません。多くの人が一緒になって、はじめて創れます。多くの人が一緒なって創るためには、その目指すものが普遍性があり、多くの人の利害に一致する場合です。『学び合い』の願いは、十分にその資格を持っています。
私には同志がいることを実感しました。
子どもたちに語ります。「同志!」
■ [大事なこと]怒りの処理
教師が仕事上で怒り、焦りを感じるとき、それは義憤だけではなく己の利害が関わっている可能性が高いです。子どものこと、学校のこと、それだったら「他人事」です。そうだったら、冷静に判断することが出来ます。
さて、どのように対応すべきか。
まず、己の利害が関わっていることを認めましょう。そして、それが最悪の状況になった時を考えましょう。たいていは死ぬこともないし、クビになることも無い。そして、1年後にはどうでも良いことになると思います。そこを覚悟した後に、最悪の状況が少しでも好転する手立てを考えましょう。人は、直ぐに完全解決する手立てを考えるから、後手後手になってしまう。最悪よりましになる手だった、多様にあります。
己の利害に関して整理がついたら、次に子どもや学校に対する手立てを考えましょう。
私の場合は『学び合い』のセオリー通りのことをします。それで解決できるかどうかは分からなくても、私が出来る唯一の方法であることは分かっています。それで駄目だったら、他では絶対に駄目であることは分かっています。だから、セオリー通りのことをします