■ [大事なこと]分からない

『学び合い』を理解すると、多くの人がごく普通にしていることをアラが見えてしまう。そして、子どもたちが苦しむようになる。
管理職が変わり、その人が常識的な人(つまり圧倒的大多数)である場合、『学び合い』を理解できません。そして、その学校の『学び合い』が変質し、退化することを何度も見てきました。そして、その学校の子どもや教師に申し訳なく思うことがあります。その時、いつも思い浮かべる言葉、それはルカの福音書の『そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」』という一節です。
追伸 私は「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」とは言いたくありません。大局的には前進し続けています。今、逆境の方に言います。みんなで助けに行きます。少なくとも、私はそのために本を書き、講演をしつつけています。
■ [大事なこと]テスト

ゼミOBの中学校での授業を参観しました。その中でテストを参観です。テストの参観?と思われるかもしれません。しかし、さすがです。啓発されるテストでした。
テストが開始します。さて、テストが終わった子がテストを教卓に出すと、空き教室に移動しテストの答え合わせや次の時間の予習をし始めているのです。いいな~っと思います。
『学び合い』では一分一秒のロスも削ります。非常に良いシステムです。私は小型コピー機を用意するから、そこでテストをコピーし、それを使って別室で答え合わせをすることを提案しました。そして、笑いながら、授業公開をテストでやることを提案しました。
理科の教師が授業公開をすると、十中八九は実験です。それぞれの教科でも授業公開では定番の形というものがあります。つまりません。啓発されません。だったらテストを公開するのは、いいな、と思いました。