■ [発見]不思議な教師人生

25歳ではじめて高校教師になりましたが、定時制高校だったので教え子に42歳のHさん、36歳のNさんがいました。
27歳で大学教師になりましたが、私の教え子は三十代後半の院生が中心です。
私の教え子全員が私より年下になったのは私が45歳ぐらいになってからです。つまり、ここ10年間ぐらいです。こんな教師人生はごく希だと思います。
しかし、そのため、若年のゼミ生に対して基本的に大人として扱う癖がついています。同時に、どんな年齢(自分より年上ででも)であっても教え子は可愛いと思えるようになりました。
■ [嬉しい]大人の飲み会

48歳以上の教え子3人との飲み会です。久しぶりの大人のだけの飲み会。考えてみると、5、6年ぶりです。研究者としての出発点は私より遅いですが、ぐんぐん追い越してくれます。ありがたい。いつも通り、1次会で帰りました。おそらく2次会では、私のプレッシャーの愚痴を言い合いながら建設的に進むでしょう。
■ [嬉しい]宣言

閣下より、「書く気になりました」との宣言。そしえ、自分が本を出せばMさんへのプレッシャーがになるとのこと。いいな~。
我がゼミは、互いにプレッシャーを及ぼすことによって、みんなが高まる。甲子園へ行くチームみたいなものです。もちろん、私のプレシャーはきっかけに過ぎません。自らが自らにプレシャーをかけるようにならねば。そのためには、自らのプレッシャーを自らが乗り越えられるように感じられるようにしなければなりません。一般的には支え合う手段です。しかし、研究者としてトップを走るためには、自らがプレッシャーを課し、自らが乗り越えられねばなりません。
そのための敵役になることを厭いません。