■ [う~ん]世間が広くなる
私は東京生まれの東京育ちです。が、東京都と言っても、埼玉県に限りなく近い板橋区です。で、たまに東京の山手線県内に入ると別世界でわくわくします。
が、中学校高学年以降になると、辛いのです。何が辛いかと言えば、大都会の雑踏の中で人を見ると、その人には一つ一つの人生があることを想像してしますのです。特に、自分と同じぐらいの中学生の通学風景を見ると、その人たちの人生を想像します。そうなると、自分の人生が相対的にどんどん小さくなります。
これを読んでいる方は思いませんでしたか?電車に乗って窓を見ていると、人が見えます。そして、その人たちにも人生があるのだと、感じたことは。
FBでいろいろな方の動静が見えます。いろいろな思いが分かります。とても辛いのです。
普通の学者だったら、学内の十数人の同じコースの人との関わりでクローズしています。そして、学外の繋がりも限られている。ま、三十人程度に限られます。でも、私の場合は、ある程度限定しても千人に近い、数百人の繋がりがあります。その人たちが見えると息が苦しくなるのです。
ダンバー数というのがあります。ホモサピエンスの場合、直に繋がれる数は百数十人が限界のように思います。それ以上は本能では無く、知性で処理しています。ところが、老化とともに、その知性が退化しているのを感じます。
と思うのですが、世の中には、私の年と同レベルでそれをこなしている人をFBで知ります。そうなると、さらに辛くなる。ま、人は人、自分は自分。私にできるスタイルを早く確立したいと思います。