■ [大事なこと]ルール・理論
世の中には、直に合っていると礼儀正しいし、周りの人に配慮の行き届いている人なのに、私に対してとてつもない失敬なこと、非常識なことをする人がいます。その人を知れば知るほど、「え?何故」と思います。
『学び合い』を通して、日本中の様々な人に繋がるようになると、そのような経験を多くするようになりました。最初は、「二重人格者なのかしら?」と思ったり、「本来は厚顔無恥の人なのに、私と面と会っているときは仮面をかぶっているのかしら?」と思いました。しかし、今は分かります。何も考えていないことを。
圧倒的大多数の人は、毎日、会う人とつきあっています。その場合、相手の顔を頻繁に見るので、大人のルールを守ります。それには何の仕掛けも、何のルールもいりません。ところが面と会わない人とのつきあいの場合、面と会いませんから相手がどう思っているかが分かりません。そして、何よりも気づかないのです。そして、もの凄い失礼な、厚顔無恥なことをします。
幸か不幸か、私はその被害者になることが多いです。そのため、それをしてはいけないことを肝に銘じています。だから、理論の必要性が分かっています。それが『学び合い』です。そして、それを実現するためのルールとツールがあります。私は私を信じられないのでツールを活用しています。
私の仕事上の連絡は電子メールを基本としています。そして、完了するまではコンピュータ画面に現れるようになっています。そして、返信が終わっていない項目は十以下にしています。私からメールして、それに返信がない人は少なくありません。ま、そのルールがないのだと思います。そして、全ての予約はネット上にアップし、公開しています。
どうしてもだめだと思う場合は、かなり明確に「注意」を伝えます。大抵は恐縮し、善処してもらえます。でも、しばらくすると忘れます。ま、致し方ないことです。でも、たまに、短期間に同じ無神経をする人がいます。その人は、どんな言い訳をしたとしても、私を馬鹿にしていることが分かります。ケンカはしませんが、距離を置きます。もちろん、悪気があるわけではありません。単に愚か(馬鹿ではありません)なだけです(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20040118/1172875972)。この場合は、結果で埋め合わせをするしかありません。
これを見ている人の99.99%の方はあなたではありません。でも、いつあなたになるかもしれません。だったら、人付き合いの原理原則を定め、ルール化し、自らに課しましょう。
追伸 本日、心優しい、同志が非礼があったのではないかとメールがありました。大笑いしました。ゼミ生だったら分かると思いますが、私は怒りません。いつもニコニコしています。怒るときには、別モードになります。しかし、その姿は誰にも見せません。