■ [う~ん]二番手
学術の世界でも、学内政治でも、私は常にアイディアをバンバン出しますが、それを使って政治をするのは別な人でした。どうも、反対する人と対応するのは私の不得手とすることです。だから、それを得意とする人の影に隠れ、その人にアイディアを提供することによって自らの夢を実現してきました。
『学び合い』に関しては別です。同志がもっと力を持ち、ネットワークを形成してくれればと思います。その陰に隠れて、学者の気軽さでどんどんアイディアを出す。そんなことは良いなと思います。つまり、私は学術論文を書き、それを使って多くの同志が本を出す。そうなったらな~っと思います。そうなったら、もとの研究者的研究者に戻れます。それでいて、自分が高校教師の時に犯した過ちの贖罪をしていると感じることが出来ます。
■ [大事なこと]本日
朝から、現在、出版社に提案している原稿のチェックをしていました。現職院生さんとゼミ長に原稿を渡し、次のチェックをしました。午後から、来年のすぐに出る言葉がけの初稿をチェックです。ということで、集中力を使いました。
来年の1月と2月に6冊の本が出ます。みんな自信作です。でも、私以外の人の『学び合い』本がその数倍ほしい、とつくづく思います。本日は、本気で悩んだので、閣下に来年の1月7日までに本の原稿を書いてと懇願しました。OKしてもらいました。私のカレンダーにはその予定を入れました(一般公開の予定ではないですが)。
同志各位へ。私が本をどんどん書けるのは、蓄積があるからです。ゼミ生がどんどん学術データを出しますし、毎日、ブログに書いています。その蓄積があるから、書く機会があれば1週間で1冊を書けます。
私の書けるのは、入り口です。その先は、私ではなく全国の同志が書くべきものだと思います。そのために、ブログで情報発信して下さい。それが出来ない場合、日記を書いて下さい。ただし、ポイントは毎日書くことです。それを3年続けたならば、相当おもしろい本が書けます。皆さんの毎日経験していることは、本にするに値するものです。
私は、自分より適任者がいる場合は、絶対にその仕事をしません。私がするのは私がしなければならないことだけです。大学での仕事はそれを徹底しています。今書いている本は、どう考えても同志の皆さんが書いた方が良いに決まっています。私は現場の同志の方々が踏み込めない領域に切り込み隊長でやることだと思っています。
ただし、口をあいて、えさを待っている人ではなく、自ら開拓する人を求めています。私もそうですし、現在、本を書いている人はみなそのような人です。
よろしくお願いします。
■ [嬉しい]特別支援
2年間かけて作成した特別支援の本が来月出ます。かなりの自信作です。http://goo.gl/u9vNKu