■ [大事なこと]出来ること
同志が苦しんでいるのを知ると、それが頭から離れない。苦しんでいる人がいると、いつもそうなる。私の良い点であり、弱点。幸い、出来ることをするしか無い、ということを『学び合い』によって悟ったので、とことん自分を責めずにすむ。でも、「他に出来ることが無いのか?」と常に自分に問いかけることはやまない。
同志とその後ろにいる子どもたちに私が出来ること。
1. ブログ・FBで情報発信をする。
2. 来たメールに対して誠実に回答する。
3. 本を書く。
4. 自分が出来ることが無いかを考える。そして、そのためにまず、ちょっとする。私よりそのことに堪能な人に、やる気にさせる。
本日の学会で学生さんから「お疲れ様」と言われるたびに、「我々の中で疲れていないのは私だけ。ふぉふぉふぉ」と言う。学生さんも、「そりゃそうだ」と直ぐに納得する。こんなことを自慢げに話せるのは我々の文化。
でも、学会中、自分の研究室でありとあらゆることをし続けている。それがないと「他に出来ることが無いのか?」と自分に問いかける。全国の同志が苦しんでいること、それを自分一人で受け止められないし、受け止めようとすること自体が僭越。でも、そう考えてしまう。
いまのところ、自分でもビックリするほど、上手く回転しているように思う。でも、なんとなく限界が近づいているように感じる。
研究を自分がしている時代。院生さんに研究を提案している時代。環境を整え買っていさせる時代、そして『学び合い』を自分で切り開いている時代。切り開ける人を育てる時代。いま、そこから引くタイミングを計っているように感じます。昨年上旬まではそれがイメージできなかったが、今は少しイメージできるようになります。
私は、私が何もしなくても上手くいく状態が大好きです。
関係する人に、もっと頑張れと言う必要は無いのです。頑張れる環境を整えさえすれば、私より若い方々は、頑張るなと言っても頑張りますから。それがよく分かっている。
追伸 家に帰った私を見た家内が「疲れているね」と言ったことを思い起こして、メモします。
■ [お誘い]新潟の会
2月1日に新潟市で『学び合い』の会が開かれます。詳細は以下をご覧ください。もし見えない場合は、「niagara☆cocoa.ocn.ne.jp ☆をアットマークにしてください」にお問い合わせください。
■ [嬉しい]臨床教科教育学会
本日は上越教育大学で臨床教科教育学会の大会が開かれました。実に良い会になったと思います。発表内容が教師の心から発する研究となっています。講演をいただいた文科省の方からは日本の教育の流れの全体像を俯瞰できるお話をいただきました。そして、懐かしい顔。
ということが、会長である私が何もしなくても成立している。嬉しい。
■ [嬉しい]見取り
本日「子ども達のことが奥の奥までわかる見取り入門」(明治図書)の献本が届きました。こんどの表紙は紫本です。さしずめ「会話の紫本」と呼ぶべきかもしれません。
改めて読むと、己で書いたことなのですが、凄い、と思います。おそらく、書いているときは私に何かが憑依しているのだと思います。
なお、アマゾンからも注文できますが、いち早く手にしたい場合はお近くの本屋で注文するのが早いです。発売当初は、入荷待ちになりますので。http://goo.gl/OlZbas