■ [う~ん]申し訳ない
私の時代にはゴールデンタイムはアニメでした。夏休みは夏休みマンガ祭りが延々と放映されていました。今はそうではありません。
この前、テレビを見ていたら老人用おむつのCMが流れているのです。
私の時代には若者向けの雑誌が隆盛を極めました。今は廃刊になっています。
良くも悪くも、私のちょっと前の団塊の世代が世の中を切り開き、その人たち用のサービスがはじまります。そして、落ち着いてきて、サービスが安定するのが私の時代です。残念ながら年金等はマイナスでそれが効いていますが、私の人生のいままで、常に私の年代及びその上の年代がメインの消費者でした。
私は教員養成系大学の教員を長らくしています。学生さんが教員になる姿を見て、うらやましいな~とは思ったことはありません。偉いな~、今の若い人は凄いな~っと思います。若い教師が大変なのは今も昔も同じです。でも、私の時代には守ってくれる先輩たちがいっぱいいました。が、今はそれが弱い。その職場に若い人が採用される。
本日、ある方々に会いました。私の年代の方に確かに守られている。そして、私の年代が若い年代を守ることによって自分を守っている。そんなことを感じます。その姿を見ながら、それを享受し得ない多くの若手のことを思うとき、「申し訳ない」と思います。私の年代が駄目だから、若い人に苦労をかける。