■ [大事なこと]投票
生徒手帳の校則で縛り、教師に対して正当な交渉をさせず、従って自らの主張によって変わるという経験をさせていない学校生活で育てられた若者が投票に行かなかったとき、年長者はとやかく言えるだろうか?
■ [大事なこと]共犯者
意識的にそうやっている人はそう多くは無いと思う(思いたい)。でも、未必の故意はあるかもしれない。
納得できなくても、教師に反抗しない。
手を挙げるときは45度。
象さんの声、小鳥さんの声。
怒号の中で並ばされる体育館の集会。
「規律」、「授業の型」という名前で正当化される、民主国家における非民主的な教育。
そのような授業をしている限り、ここで書かれている特権階級の人を非難できるわけない。何故なら、その人達に「何故」と聞けば、教師が「規律」、「授業の型」を正当化する理由と同じ理由を言うから。事実、その人達はそれを信じている。そして、正当化している。
女王(教師)に対して、正当に議論し、要求する子どもを育てなければならない。
そのためには、教師が自らも縛るルールを明示し、その根拠を明らかにしなければならない。
そして、教師を選択できる権利を学習者に与えなければならない。
無理、と言われる方が多い。
でも、特権階級の人も、同じことを言うだろう。
一般大衆に任せたら大変なことが起こる。だから、我々が仕切らなければならない。と。
非常に嫌なことを書きます。
授業時間の8割以上を教師が仕切っていたとしたら、共犯者です。
しかし、民主的国家においては、その人がどんな人であれ主権者なのです。
子どもを主権者として育てるならば、出来る出来ないの問題ではなく、主権者として扱うべきです。
主権者として扱える教師と、そんなの無理という教師と、どちらの職能が高いか、それは前者です。
だから、普通の授業を見ているとムカムカする気持ちが起こります。
武力闘争無しに移行したい。