■ [大事なこと]予算0

『学び合い』のICT入門の本(http://goo.gl/HBqgaf)を書きました。そこにも書きましたが、もともと私は教育工学の専門家として採用されましたし、もちろん、その分野の業績もあります。その世界で生きた経験から、一人1台のコンピュータなんて馬鹿馬鹿しいと思っています。現在、私が入って『学び合い』をやっているクラスでは人数分のタブレットを用意していますが、子どもたちの使うのは5、6台です。誰かがそれを使うと、複数の子どもがそれを中心に、あーてもない、こうでもないと話し合っています。それに教科書やホワイトボードの方が有効なツールの場合は少なくない。そして、最大のツールは、人、です。
さて、それでも5、6台のコンピュータは用意し、ネット環境を用意しなければなりません。が、本当はそんなのも必要ありません。
方法は簡単。子どもがスマートフォンを持つことを許せばいいのです。彼らは、あの画面で十分に情報収集します。タッチメソッドは出来ませんが、親指は動きます。そして、持たせたいと思う保護者もいます。
ま、私にとっては当たり前のことなのですが。多くの人には、それは駄目だという理由が山ほどで出るでしょうね。でもね。10年後の世界で、その理屈が通るか。私にはコメディーです。
■ [大事なこと]人材養成

国立大学の人文系学部・大学院の廃止・規模縮小を文科省が求めたとき、当然のことながら大反対が出ました。でも、その反対論の中で欠けているのは、人材養成ですね。具体的には、まずは就職できるかか否かでしょう。
アカデミズムをベースにする議論、人材養成をベースにする議論、これはかみ合わないですね。でも、アカデミズムもしくは人材養成のどちらか一方でも十分に成り立っているならば文科省は何も言わないでしょう。京都大学の学長が京都大学の人文系が大事だとおっしゃいました。それは、みんな知っていることです。
ようは人文系学部・大学院に両方とも成果を出せないところの割合が多いということでしょう。
きっと学費(奨学金返済)と4年の時間を費やした学生と保護者はもっと強く思っているかも知れません。
他山の石です。教員養成学部も結果を出さねば。ある意味、もっと厳しい。