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2015-09-20

[]ルール 21:39 ルール - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ルール - 西川純のメモ ルール - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は人とつきあうとき誠実であろうと思います。

 私は対人スキルが上手くありません。おそらく自閉症スペクトラム傾向だと思います。

 それ故、小中で友達は皆無、高校で一人だけが友達でした。

 私の処世訓は、とにかく守るべきルールを徹底して行うということです。

 でも、世の中で生きるためには、距離を持ったつきあい方では無理なことがあります。

 家族に対しては無制限です。

 ゼミ生に関しては、ゼミ生同士の中で不公平感がないようにします。

 しかし、これは私の生活全般に無理が生じるのです。でも、それはすべきと思うからやります。が、私の管理下から離れたとたんに、一般のルールでつきあうようにします。そうでないと際限がないから。

 一般のルールは単純です。みんなに公平であるルールを決め、それを適用します。そうでないと、裏切られると、3週間以上は落ち込むから。

 私にとっては単純なルールなのですが、きっと多くの人には不自然だし、上手くない生き方のように思います。しかし、私は融通無碍な生き方が出来ない。だから、シンプルな生き方我しか出来ません。

追伸 これを書かせた原因の人は、絶対に、これを読まないことを確信しているので、書いています。だから、「私ではないでしょうか」という人は、絶対に違います。また、その手の確認は不要ですよ。

[]違い 19:45 違い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 違い - 西川純のメモ 違い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「やったふりアクティブ・ラーニング」と『学び合い』のアクティブ・ラーニングの違いはどこで判断したら良いでしょうか?

 簡単です。「やったふりアクティブ・ラーニング」はアクティブ・ラーニングの授業をすること自体が目的になっています。アクティブ・ラーニングによってどのような子どもに育てるかという視点がありません。あったとしても、その授業でどのようなことが起こるかに終始しています。その授業の積み上げによってどのようなものが育つのかがありません。

 教師は子どもを大人にするのが仕事です。板書したり、発問したりするのが仕事ではありません。しかし、子どもを大人にすることを放棄し、板書したり、発問したりするのが仕事になってしまっている。

 もし、アクティブ・ラーニングが子どもを大人にする授業であれば、それは大人に置き換えられるはずです。例えば、アクティブ・ラーニングに「これこれの手立てが大事だ」と言う人に私は問いたい。「じゃあ、そのことを校長があなたにしたらどう思いますか?」と。そんなことをしたら、まず嫌な気持ちになるし、自分の頭を使いづらくなるし(つまり主体的になれない)、人と自由に関われなくなる(つまり協働的になれない)。おそらく、「子どもと大人は違う」と言うでしょう。それならば、「確かに違います。では、あなたの手立てと、大人の手立てをどのように繋ぐのですか?それを具体的に語って下さい。そして、その途中過程を小中高のどの段階でどのようにやるのですか?それを具体的に語って下さい?」と問います。しかし、語れないでしょう。だって、繋ぐつもりなんてないのですから。