■ [大事なこと]大人に置き換えて

『学び合い』にせよ、アクティブ・ラーニングでも、それが正しいか否かを判別することは容易いことです。
何故なら、両方とも子どもを大人社会で生きられるように育てることを目的としているからです。だから、そこでやっていること、言っていることを、自分の上司がやったら、言ったらを考えれば分かります。
私の本には入門段階のやり方を書いています。でも、その先があります。そこにはテクニックはどんどんなくなります。ゼミ生が「これこれはやるべきでしょうか?」と聞いたら、「じゃあ、オレが君たちにそうしたらどう思う?」と言います。そうなると笑い出します。
今、入門段階の人が多くなり、次の段階に進むべき人が多くなっています。次の段階に進むべき人の本が必要なんだろうな、と感じています。
ま、戦略的に、確実に進めます。大事なのは、子どもに率直に語ることです。それだけです。ま、それを語りすぎると、重くなりすぎます。だから、バカになることも大事です。意味不明でしょうが。でも、ゼミ生には分かると思います。