■ [大事なこと]当事者意識
今後の社会のこと、そこで生きねばならない子どもの未来を語っても何の反応もない教師は少なくありません。というよりも、その人達の方が大多数です。正直、怒りもわきますが、直ぐに2:6:2の法則で物事を考えます。「ま、分かるのは2割だよな。それでいいんだ。それで健全だ」と思うようにしています。
私のFBには現在1500人以上の方が繋がっています。タイムラインを見ると、各人がそれぞれの問題意識をもって情報発信しています。日本の将来、人命に関わることも多く、真剣に情報発信をされています。しかし、真逆な立場での情報発信もあります。両方の立場の人の過去の発言を読む限りは健全な大人であることが分かります。ただ、私にはそれの是非を判断出来るほどの知識はありません。だから、そのうちに是非が決まるのだろうと眺めています。
きっと私の話を聞き流す教師もそんな風なんだろうな~、と思い納得しました。
納得しかけました。
が、違うと思います。
私は上記のことに関してプロではありません。それで給料も持っていません。そして、私の権限は多くの人と同じ投票所での1票なのです。
しかし、子どもの進路指導、また、それに結びつく毎日の授業に関しては教師は当事者であり責任者です。それに関して情報収集せずに聞き流していたら無責任きわまりない。
そんな無責任な人は教師ではありません。と思ってしまいます。少なくとも事の是非は見極める必要はあります。
前に紹介しました、総務省の平成24年就業構造基本調査(http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/pdf/kgaiyou.pdf)の88頁と89頁だけでも読んで下さい。リンクをクリックするだけです。お願いですから読んで下さい。「平成24年以前」の高校と大学を卒業した人の実態です。目の前の子どもの未来は、もっと暗い。