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2016-01-24

[]本性 22:16 本性 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 本性 - 西川純のメモ 本性 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 人の本性は動物の面が大きいと思っています

 ダンバーによればホモ・サピエンスはおおよそ150人ぐらいの集団形成する生物のようです。おそらく150人ぐらいにおいては、集団行動は上手くいくでしょう。が、人類社会を拡大することによって発展しました。が、大きな社会必要とされる行動期間はDNAに組み込まれるほど長くありません。結局、教育学習によって形成されるものです。例えば、教養ある西洋人でも箸は使えません。学んでいないからです。

 私は広い範囲内のネットワークで動いています。その結果、嫌と言うほど上記を感じます常識ある、心ある人が、失敬で、恩知らずなことをするのです。最初は、その人の本性が失敬で、恩知らずなのかと思いました。が、違います。150人ぐらいの集団、つまり、頻繁に会う人に関しては、礼儀理解し、恩を理解する人です。が、頻繁に会わない人に関しては、学習していないと、守れないのです。箸を使えない西洋人と同じように。

 その結果、私は学びました。

 150人を超える人とつきあうときには、150人とつきあう倫理は通用しないことを。特に、初対面の人に関しては、ビジネスライクにつきあうべきだと。それほどの人間関係の無い人なのに「自分を信用して下さい」とか「自分を信用しないのか」と言う人は信用できないことを学びました。

 二十年弱の見ず知らずの人とのつきあいの中で私の行動ルール形成しました。

 私はシンプルルールを一貫して自らに課すことが、結局、自分にとっても相手にとってもメリットがあると信じています。150人以外の人とつきあう方へのメモです。

http://goo.gl/7wMpEq

追伸  私が150人以外の人に対して行っているルールは以下の通りです。

1)依頼されたことに関しては、直ぐに対応する。(直ぐに対応出来ないことは、長い時間かけても対応出来ません)質よりも、即応性を重視します。

2)自分が直ぐに対応出来ない場合は、より適切な人に繋げる。そのために、繋げる相手と直ぐに連絡する。

3)一定以上の負担がかかる場合は、全ての人に求めることを求める。

4)それが出来ない場合は、お断りする。

至極簡単なルールです。

[]煮え切らない 17:36 煮え切らない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 煮え切らない - 西川純のメモ 煮え切らない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 鉄道を「第三セクター」、「JR」、「新幹線」の3つに類型化したとします。その機能は、地域の数十kmぐらいの距離単一路線複数県を繋ぐネットワーク路線、全国を繋ぐ路線と違います

 もし、国が以下のような行政指導をしたとします。

第三セクター

主として、鉄道を通じて地域に貢献する取組とともに、その路線特性配慮しつつ、強み・特色のある分野で複数県の鉄道ネットワーク全国的鉄道ネットワークの構築を推進する取組等をする企業を重点的に支援する。ここでの「地域」の捉え方は、各企業事情に応じて柔軟に設定することができるものとする。

JR

主として、路線特性配慮しつつ、強み・特色のある分野で地域というより複数県の鉄道ネットワークないし全国的鉄道ネットワークの構築を推進する取組等をする企業を重点的に支援する。

新幹線

主として、新幹線の強み・特色を活かして、航空・船舶などの全国交通システムと伍てして、全国的交通システムの構築を推進する取組等をする企業を重点的に支援する。

 さて、この指導で一番混乱しないのは新幹線でしょう。逆に、一番混乱するのは第三セクターでしょう。第三セクターはもともとJRだったのです。その社員の中にはJRの元社員が多くを占めています。その社員が、JRと同じような複数県のネットワークを前提とした経営をしたらどんなことが起こるでしょうか?

 でも、国の指導では「主として、鉄道を通じて地域に貢献する取組とともに、その路線特性配慮しつつ、強み・特色のある分野で複数県の鉄道ネットワーク全国的鉄道ネットワークの構築を推進する取組等をする企業を重点的に支援する。ここでの「地域」の捉え方は、各企業事情に応じて柔軟に設定することができるものとする。」なのですから大義名分が立ちます

 本当は狭い地域特性に特化したサービスを、地域の人とのネットワークで構築することが急務なのですが。

 なんで、私がこんなことを書いているか全然からないと思います

 種を明かしましょう。国は大学を「地域貢献」型/「教育研究」型/「卓越した教育研究」の三つに分けて、それぞれ以下のように支援すると書いています

重点支援

主として、人材育成地域課題を解決する取組などを通じて地域に貢献する取組とともに、専門分野の特性配慮しつつ、強み・特色のある分野で世界ないし全国的教育研究を推進する取組等を第3期の機能強化の中核とする国立大を重点的に支援する。

ここでの「地域」の捉え方は、各国立大事情に応じて柔軟に設定することができるものとする。この枠組みについては、運営費交付金の重点支援の仕組みを通じて、人材育成研究力の強化の取組を推進できるような支援を行う。

重点支援

主として、専門分野の特性配慮しつつ、強み・特色のある分野で地域というより世界ないし全国的教育研究を推進する取組等を第3期の機能強化の中核とする国立大を重点的に支援する。

この枠組みについては、当該分野に重点を置いた人材育成研究力の強化の取組を推進できるような支援を行う。

重点支援

主として、卓越した成果を創出している海外大学と伍して、全学的に世界で卓越した教育研究社会実装(注.研究開発成果を社会に生かす)を推進する取組を第3期の機能強化の中核とする国立大を重点的に支援する。

 このような表現では、「地域貢献」型の大学が混乱します。「地域貢献」型大学では、全国レベル、国際レベル学会評価された人材よりも、地域評価された人材スタッフに取り入れなければならないと思います。それも、特任という宙ぶらりんな位置ではなく、大学意思決定を司る位置に立たねばなりません。

 もちろん、大学大学機能があります。その折り合いをどうつけるか、文科省も手探りなのだと思います

[]やる 16:35 やる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - やる - 西川純のメモ やる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミから、私が何故、毎日何かをやり続けられるのかを聞かれました。私の応えは「とにかく、やる」です。やるか、やらないかを選択するのではなく、どの程度やるのか、もしくは何をやるかを選ぶのです。

 例えば、数行でもブログはアップし続けます。短くてもいいのです。

 本の原稿も、数行でも良いから書くのです。いや、書いた原稿推敲するだけでもいい。

 いつかはやらねばならないことですが、忙しいので先延ばしした仕事もあります。それをやればいい。

 ということで、以下のようなことをしました。

 

 本日研究室の床の汚れを雑巾で取りました。

 自炊しなければならないと思っていた本を裁断pdf化けしました。

 その本、また、それ以外のpdfocr処理して検索可能にしました。

 そして、上記の記事ブログ等にアップしました。

追伸 息子の受験勉強の手伝いをして、面白いことを発見しました。これは息子の受験が終わってからアップしたいと思います