■ [大事なこと]商品

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45820
この記事の中で、学生さんが、「まるで学生が商品のような議論だ。(特定の枠組みに)学生をあてはめるのではなく、未知の可能性に学生を開いていくことが大事だ」と発言し、肯定的に受け取られている。
その人に社会に受け入れられる「学生」という商品を提供するのが学校だと思います。
■ [大事なこと]死

輪廻転生で来世の過去の自分の記憶が無いならば、それが「自分」の来世だろうか?と思います。
輪廻転生しないならば、死後の世界にどれほどの人がいるのだろうか?それも、人という明確な切れ目がないのならば、天国と地獄にクロマニオン人、北京原人、いや、ツパイ、トカゲ、イモリ、魚、・・・・アメーバーも死後の世界にいるのだろう。神仏はそれを善悪で分けているのだろうか?そもそも、そんな「糞づまりのような」世界が本当の世界なのだろうか?
ま、罰当たりなことを思います。愚かな私に、超越者の理解は分かりません。
幼稚園か、小学校低学年のある時期、死は逃れられないことを知ります。それが怖かったことを思い出します。
ふと思います。死んだら終わりでいいかも、と。これは、今の生に意味を見いだしたのだと思います。が、生物の業は深い。言っていることと行動は違うと思います。ただ、今、死んだら終わりでいいかもしれない、と意識化した自分を新鮮に思い、メモります。
■ [大事なこと]悩む

受験本を書いている私ですが、私も親で、子どもの進路に関して悩みます。
私はどんな進路をたどってはいけないか、それはハッキリと分かります。そしてそれを本に書きます。ところが、どうすれば安全なのか、それを示す道がないのです。私の時代にはそれがあったのに。残念ながら、今の時代に安全な道はありません。
何故なら、今後のエリートは答えのない問題に答えを出すことが求められます。ところが、答えがないのですから、確実に安全な道はないのです。昔だったら、トップを目指して、駄目でも中ぐらいの道がありました。ところが、トップを目指して駄目だったら、最初から中堅を目指している人より危険な道を歩まねばならない。では、トップの道を目指さずに、最初から中堅を目指せとも言えません。そもそも我が子の適性は分かりません。
アメリカの受験制度は、惚れ惚れとするような天才を選抜するには、とても優れた方法です。が、そんな子どもは殆どいません。そして、日本の受験制度は、そっちに進んでいます。
追伸2 大卒の進路として、一番良いと私が思うのは「教師」です。何故なら、終身雇用制が最後まで残るのは公務員で、その中で自由度が高いのは教師だから。価値観が変わるまでの間は、そこが安全策です。が、息子はそれを望まないでしょう。それが悩むのです。