■ [大事なこと]実務家

多くの大学で教職大学院を設置するとき、予算的に人事に余裕がありません。結果としてスタッフの大部分は横滑り人事の研究者教員で占められ、設置基準の最低人数を実務家となります。それも、交流人事や退職校長という形になります。
上越教育大学の教職大学院の専任教員は16人です。その中の実務家は10人で研究者教員は私を含めて6人です。そして、6人の中で二人は現場教師の経験があります。ただし、実務家教員は全て学術の業績を持っています。ちなみに博士の学位を持っている研究者教員は私だけですが、実務家には3人います。
そして、来年度より3人の実務家が加わります。従って、実務家13人(その中には交流人事や退職校長は含んでいません、研究者教員6人のスタッフ構成です。これは、全国でも希だと思います。