■ [大事なこと]可愛い

同じ五十歳代で、教授の教え子も可愛いのです。冷静に考えると変ですが、単純に可愛い。
ましてや、三十歳代、四十歳代の教え子は可愛い。
ましてや、二十代の教え子は可愛い。
私が高校教師だった頃、若かった頃の私は、文字通り、ベロベロなめ回していました。腕力のあった私は教え子を高い高いしました。
老化もあります。
■ [大事なこと]師恩

制度設計の才能。私は人と延々と議論するのが大嫌いです。まあ、好きな人は多くは無いでしょう。しかし、本当に、本当に嫌いなのです。だから、後々に起こるであろうことをシミュレーションし尽くします。そして、議論の余地がないようなシステムを作ります。
説明の才能。私は難しいこと、複雑なものを考え続けるのが大嫌いです。だから、色々な資料を読んでも、速やかに単純化します。それに基づいて説明します。
流れを読み取る才能。極限まで単純化してモデルを考えると、バラバラだったことがシンプルにまとまります。それが私が本を書ける理由です。
上記を持てるようになったのは、学部卒業研究の指導教官だった故石坂昭三先生です。先生にはシンプルに物事を考えることを教えてもらいました。そして、大学院の指導教官の小林学先生には、政治的に成功する人の生き方を教えてもらいました。ようは、驕らず、腐らず、したたかに、なのです。