■ [大事なこと]賞味期限

ある人は「アクティブ・ラーニング」の祭りだと言われます。
その通りです。「アクティブ・ラーニング」という「言葉の祭り」です。では、「アクティブ・ラーニング」の賞味期限はいつでしょう。学習指導要領が決まる段階でしょう。どんなに伸びでも実際の授業がはじまるまです。何故でしょう。何故なら、日本の教師の大多数は何も変わりません、何もしません。そして、学習指導要領が決まり、それに従った教科書が決まり、授業がはじまれば、その大多数の教師に合わせた授業がはじまります。
しかし、それまでに新たな視点を日本の教師の一部に持って欲しいと思います。その視点とは、目の前の子どもの三十年後、四十年後、五十年後の幸せです。幸い、順調に進んでいます。これによって日本の教育は変わると信じています。
だから、気が狂ったように本を書きます。ありとあらゆる罵詈雑言を受けることを予想しつつ。
だから、ありとあらゆるアクティブ。ラーニングに関する各方面の巻き返しがあっても冷静にいられます。大学入試センターの「出来ません」の連呼。アクティブ・ラーニングを論点整理を通じて「なんちゃって」しよう動き。日本の置かれている現状はその人達の手の届かないところで決まっています。