■ [大事なこと]表層/深層

アクティブ・ラーニングに関して、迷走していると考える人もいるでしょう。
私はそう思いません。
理由は二つです。
第一は、アクティブ・ラーニングをどう見るかです。アクティブ・ラーニングを指導法だと考えれば、文科省の表現で右に左に動きます。が、それを必要とする社会の変化に着目すれば、文科省の担当者がなんとか出来るレベルではありません。船が揺れているとき、酔わない方法は遠くを見ることです。
第二は、私は集団として物事を見ます。わかっていない人がいると、この人が全体の代表ではないかと思ってしまいます。しかし、わかっている人と同じ人数だかわかっている人がいて、大部分は中間層です。わかっていない人が強い主張をしても、ほほえみます。大部分の人は無視します。ようは、わかった人が穏やかに伝えればいいのです。