■ [大事なこと]お願い

本当にしつこいですが、お願いです。
「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(学陽書房)が発売されました。読んでください。
我々は「中卒より高卒、高卒より大卒、同じ高校・大学だったら偏差値の高い方がいい」という至極単純なモデルを持っています。それは誤りです。そして、その誤りの結果として、毎年多くの子どもたちが非正規として採用され、借金地獄に突き落とされます。
■ [大事なこと]学歴の経済学を読んだ方へ

学歴の経済学を読んだ方へお願いです。読まれた方なら、ことの重大さを理解したと思います。急がねばなりません。
是非、FB、ブログ等で発信してください。皆さんの発信によって、私の発信では「眉唾」の人も手に取り始めます。今までにこれだけ書いても読まない人はいると思います。その人たちを動かせるのは皆さんです。
そして、保護者や子どもに読むことを勧めてください。読む人は一部でしょう。でも、その人が広げてくれます。
私はあの本に書いてあることを当然知っています。その私が息子に話しても本当に納得してもらえないのです。息子は理屈だけで理解するイノベータでは無いのです。その息子が理解するには、周りの友達が理解し、その友達が息子に語る時です。
今、アクティブ・ラーニングを単なる授業方法として形骸化させる動きがあります。圧倒的大多数の人はそうしています。私はそれをとどめたい。もし形骸化したならば、十数年間の子どもたちの未来は暗い。
この本を読んで暗い気持ちになっているかもしれません。教師の方に申します。その閉塞感を破るにはキャリア教育を根本的に変えなければなりません。「アクティブ・ラーニングによるキャリア教育」(東洋館)を読んでください。職場体験のキャリア教育ではダメです。そもそも幸せを子どもが設計できるようにならねばなりません。それが無ければ、ローカルで生きるという大多数の子どもの幸せを誇り高く選択できません。