■ [大事なこと]立場が変わると 
ある会社が「お客さんが困っているんだから。今日は残業してくれ。土日無しだ。ただ、手当はあまり期待してくれないでくれ。会社は今苦しいんだ。しかし、おいおい、対応するから。待っててくれ」と社員に求めたらどうします。それが、十年以上続いたら。明らかにブラック企業です。
ある学校が「子どもや保護者が困っているんだから。今日は残業してくれ。土日無しだ。ただ、手当はあまり期待してくれないでくれ。学校は今苦しいんだ。しかし、おいおい、対応するから。待っててくれ」と教員に求めたらどうします。それが、十年以上続いたら。明らかにブラックです。
対応策は、お客さんが困ろうと、子どもや保護者が困ろうと、残業や土日勤務は無しという原理原則で法的に主張すべきです。もし、本当にお客さんや子どもや保護者が困っているならば、ちゃんと企業も学校も対応します。善意の教師でいる限りは、学校は変わりません。学校が変わるためには、労働者に徹するべきだと思います。
私がお仕えした教頭が言っていました。「君がいなくても代わりの人がいる。」と。もし、本当に、子どもや保護者が困っているならば、何かが生まれます。善意の教師でいる限り、その芽を摘んでいるのです。上の人は、とりあえずしなくていいことは、絶対にしません。とりあえず、しなければならないことが山ほどあるのですから。
■ [お誘い]福田さんの積み上げ 
『学び合い』は繰り返すことによって集団をつくります。それによって学力を含めた「認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成」を育成します。飛び込み授業1時間目の橋本さんの授業（http://bit.ly/2cjOs5x）の上に、福田さんが積み上げます（http://bit.ly/2cSyRLl）。
■ [お誘い]かわのさん 
福岡のかわのさんの実践がアップされました。
http://find-activelearning.com/set/494/con/486?from_category_id=16
かわのさんは「すぐ実践できる! アクティブ・ラーニング 中学数学http://www.amazon.co.jp/dp/4313653171」（学陽書房）、「アクティブ・ラーニングを実現する! 『学び合い』道徳授業プランhttp://www.amazon.co.jp/dp/4182340159」（明治図書）の著者です。
