■ [大事なこと]仕事

ゼミ生が漫画本を読んでいたので、「暇そうだね」と聞いたら「休憩中です」とのこと。「仕事の合間に休憩するのはいいけど、休憩の合間に仕事するわけではないよね?」と嫌味を言いました。そして次のように言いました。
『無能な人間は人から仕事を与えられる。だから、それが無くなれば閑になる。
しかし、仕事は自らが生み出すものだ。だから、閑にはならないよ。』
学生は「一流の人は?」と聞かれたので、間髪入れずに「人にやらせる」と応えました。
人に仕事をやってもらうには、人に倍するだけ集中しなければなりません。
■ [大事なこと]本

本を書きたいという人が生まれています。ありがたいことです。多くの方が書いてもらえれば私は書かなくてすむ。
じゃあ、書くためには何が必要か?
色々な意味を含んでいますが、一言で言えば、毎日、情報発信をすることです。具体的にはブログやFBで情報を発信することです。
書く能力を高める一番の方法は、書くことです。それ以上のものはありますが、まずは書くことです。書きたいから書くではなく、書くために書くのです。そのためには、常に問題意識を持ち、アンテナを高くしなければなりません。従って、問題意識が研ぎ澄まされ、情報収集能力も高まります。具体的には、多様な人的ネットワークを形成する必要があるでしょう。そして、発信し続けることによって、自分を知ってもらうことが出来ます。
皆さんの知っている本を書いている人、それも多作な人を思い浮かべてください。上記は当たっていると思いますよ。書き続けられない人は、本を出すことは出来ません。もちろん、ブログ・FB以外でもいいです。とにかく毎日、情報を発信することです。
追伸 こういうことを書くと、西川先生は特別なんですと言われます。確かに特別です。ただし、それは書き続ける能力があるという点で特別なのではありません。何が何でも、つまり、質は問わずとも書き続けるということを続けている点が特別です。つまり、才能ではなく意思の違いです。
■ [う~ん]浪費

高校1年の息子が数学の勉強をしています。数Iの問題はものすごく難しいですね。2年以上になるとテクニック化しやすいですが、数Iは一番難しいと思います。その数Iは文系の子どもも必ず学びます。若い子どもの知の浪費だと思います。
慌てて補足しますが、もし、息子が勉強しているのが大学の学部で学ぶ解析学や代数学や位相幾何学だったら知の浪費とは言いません。しかし、高校数学はそれらのダシガラのように思えます。そんなことを学ぶぐらいだったら、しっかりした古典を読ませ、それを友人同士で議論させたいなと思います。きっとその方が、大学での数学の基礎になる。私には暗号解読みたいな国語教育の意味が分かりません。
このあたりをしっかりとまとめたいと願います。
が、そのためには『学び合い』から足抜きしなければなりません。まだ、その段階に至っていない。もしかしたら、時間的にアウトなのかなと思い始めています。う~ん。