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2016-09-25

[]集団無責任体制 22:03 集団無責任体制 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 集団無責任体制 - 西川純のメモ 集団無責任体制 - 西川純のメモ のブックマークコメント

ある地域の会議で、中学校長が「うちの地域は保護者の協力によってスマートフォンを全面的禁止にしました」と胸を張っていました。

小心な私は黙っていましたが、心の中で思いました。

じゃ、誰が教えるの?

いつ失敗するの?

教えられず、失敗せず、社会で大失敗するのでしょう。

もちろん、中学校では、それは卒業後の仕事と思っているのでしょう。

しかし、高校も、大学も、職場も、自分の仕事と思っていません。

集団無責任体制。

[]ICT 21:56 ICT - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ICT - 西川純のメモ ICT - 西川純のメモ のブックマークコメント

ICTにおける最大・最高のツールは何だと思いますか?

それを使いこなしている人です。

偉い方は、そこが分かっていない。

と思います。

学校で教えるICTなんか最後まで使えない人が日本人の7割いても問題ないのに。

そんなの教えなくても、子どもはスマートフォンを使えます。

その代わりに、インターネットの危険性と可能性を教えるべきだ。これを安全に失敗させることが出来るのは学校だけなのに、我が身かわいさの行政と教師はセキュリティを高める。卒業した後のこどもはどうなってもいいのでしょうね。

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[]いっぱい話す 21:21 いっぱい話す - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - いっぱい話す - 西川純のメモ いっぱい話す - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今から25年前に最初の本の原稿を書きました。それまでに数多くの学術論文を書いた私ですが、本をどのように書いたらいいか分かりません。学術論文を書くのは難しいようですが、実は簡単です。一定の書式があり、ステップがあります。それさえ分かれば、すらすらと書けます(逆に言えば、それを専門的に指導されない人は絶対書けません)。だから二百ぐらいの学術論文を書けたのです。

 ところが、本にはそのような定式がないのです。困りました。しかし、あるとき気づきました。ようは学生に説明するときに語ることを書けばいいことを。それから本の原稿が書けるようになりました。

 本を書く人は、多くの本を読んでください。そして考えてください。ただし、それだけでは書けません。より多く、より多様な人と話し合ってください。

 地元の人、いつも話す人と話すだけではなく、他地域の人、初めての人と話さなければなりません。何故なら、本の読者の圧倒的多数は他地域で、会ったことの無い人なのですから。

 そして、私の本を読んでください。自分に関係するものばかりではなく、全てを。

 私は数千人の人からの疑問を聞き、応えました。その会話が本に書いてあります。だから、本を読めば、数千人の人との会話を疑似体験できるのです。

[]新宿の会 16:36 新宿の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新宿の会 - 西川純のメモ 新宿の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 10月2日に新宿で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/428922/