■ [お誘い]若手本
新規採用者は採用されてから半年たちました。うまくいっていますか・
採用されてから数年の方はどうですか?今のままで勤め続けられそうですか?
そんな方へ「新任1年目を生き抜く教師のサバイバル術教えます」、「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」(いずれも学陽書房)を用意しました。
大学の理学部を卒業し、大学院で概念研究をした私が、暴走族がいっぱいの学校に物理教師として採用されました。1年で授業が成立するようになったのです。どうしてでしょうか?
教材研究ではなく、すぐに役立つところにエネルギーを費やしたからです。
例えば、先輩教師に驕ってもらったとします。その時に「ごちそうさまでした」とは言うでしょう。では、翌日に「昨日はごちそうさまでした」と言っていますか?地元に帰ったとき、簡単なお土産を持って行きますか?そんなポイント一覧がついています。
教材研究が授業に反映されるには時間がかかります。でも、毎日毎日の授業は待ったなしです。だったら、まずは声の出し方を練習しましょう。鏡を見て表情をコントロールしましょう。そこが入り口です。どんな素晴らしい授業も聞こえなければ駄目です。
例えば、4年の学生さんの場合はもうそろそろ彼氏・彼女とつきあい続けるか、分かれるかの分かれ目にさしかかると思います。でも、今の相手が一番いい相手なのです。それは確率論から言えます。え?と思うでしょ。
男性の皆さん、伴侶が「この人と一生添い遂げよう」と思うのはいつだと思いますか?それを知らないと怖いことになりますよ。
■ [大事なこと]志
学力的に最底辺の学校の教師として多くのことを学びました。その一つが、どんな子どもも皮一枚の違いしかないことです。凄いカッコをして、猛獣のような行動をしても、皮一枚下には可愛い子どもがいます。その子どもは必死になってよりよく行きたいと願っています。
まあ、中の上のレベルの私立の高校や大学の管理職だったら5年で大化けさせることはそれほど難しくないと思います。
子ども達の心に火をつけることです。そうすれば、子ども達が広報を考えてくれるでしょう。やる気のある子どもは数億円の設備よりも強力です。
が、短期間にやるとしたら人事に関して大なたを振るわなければならない。だから私学です。何故、中の上なのでしょう?それは上になれば社会が注目してくれる。それによって正のフィードバックがかかります。大化けするまでの時間が短いからです。
ま、実際にはやる気はないし、やる機会もないから、無責任にそう思います。でも、西川ゼミのメンバーを見ているとそう思います。