■ [大事なこと]文化

教育は教師がいないとき何が残るかが勝負です。
何事も矢面に立つのは嫌です。失敗したときのリスクを負うのは嫌です。誰でも。
だから、『学び合い』の会を開いたり、自分の勤務校を『学び合い』で公開たりするのはとても大変です。ということを知っています。だから、それをやった人が狭義の意味での同志です。
私のゼミ生でそれをやった人は4人、厳密には2人です。ところが、日本全国には数多くの同志がいます。
もちろん、それが出来ない人がダメとはもうしません。それが普通です。
よく、リードする2割、反対する2割、中間が6割で理解しています。リードする2割を「生み出す」にはどうしたらいいか、悩みます。それが分からないなら、研究室を主催する必然性はありません。
私が何をするか、しないかに関わらず生み出されている2割に様々なツールを与えることが私の使命なのではないか、という思いを捨てられません。