■ [大事なこと]今

先生方に、1年と3年とかではなく、30年、40年、50年先を見据えて欲しいと願っています。そのために「学歴の経済学」という本を書きました。今は特別支援の子どもたちの本です。義務教育の先生方、それも特別支援の担当者すら、子どもたちの厳しい未来を知っていません。それを知って欲しい。その子を守りたいという思いが、子どもの未来を潰している現実。
実は、共著の人は、私の話を始めて聞いたとき、私に対しての怒りでいっぱいになった方です。とてもまじめに特別支援の子どもを愛した人です。だから、私の言っていることが許せなかった。でも、今では分かってくれています。
無礼で、お怒りになるかもしれませんが、義務教育の先生方、いや、日本中の圧倒的大多数の先生は、その中には特別支援教育で汗を流している方も、子どもたちの未来を知らない。知っているのは、1年間、3年間での教え方です。
あ、これで、数千人の人を敵にした。でも、分かってくれる人がいると思って、涙を流しながら書いています。