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2017-05-20

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 6月10日に千葉市内で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/469857/

[]お願い 09:46 お願い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お願い - 西川純のメモ お願い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』実践者にお願いがあります。5月18日に発売された「みんなで取り組む『学び合い』入門」(明治図書 www.amazon.co.jp/dp/418271816X)を必ず読んで下さい。『学び合い』実践歴の長い方も、これからやろうとする方もです。

 私の長所であり、短所であることは、人の気持ちの共感能力が高いのです。ある意味、病的です。ニュースで嫌な事件が流れると、その事件の被害者の気持ちになり、それが尾を引きます。

 私は日本中から毎日、『学び合い』に関するお悩み相談を受けています。その多くは、本を読んでいないか、誤読から生じる、方法論の誤りに原因があります。これは気が楽です。何故なら、方法を変えれば次の日から改善は見えますから。

 ところが対人関係のお悩みは辛い。『学び合い』の方法論はクラスという集団に対して悩みです。だから、確実に、「比較的」短期間に解決出来る(例外はアスペルガータイプの子ども)からです。ところが、対人関係は、その人と個人の問題です。つまり『学び合い』のセオリーが適応できない。だから、時間もかかるし、解決出来ると断言できないのです。

 だから、お悩みを聞いても、方法論とは違ってスッキリとしない。そして、その人の気持ちに共感してしまいます。そして、そのような悩みを一時期に数人から数十人抱えてしまうのです。一人も見捨てたくないから、それから逃げません。が、辛い。

 私は色々な本で『学び合い』を実践する場合の対人関係のノウハウを少しずつ書きました。残念ながら、それは読み飛ばされることは少なくないのでしょう。だから、対人関係の悩みを訴える人がこれだけ多いのだと思います。だから、それをまとめて、加筆し、整理したのが「みんなで取り組む『学び合い』入門」(明治図書)です。

 だから、是非、読んで下さい。当たり前のことですが、私は多くの人の悩みの一部を背負いますが、一番辛いのはご当人です。読まないことによってデメリットを生じるのは自分なのです。この本は「読んだ方がいいですよ」ではありません、「読まないと、キツいことになりますよ」の本です。(特に、今、順調にいっている人、その人が一番危険なのです。何故なら、対人関係に手抜きをしてしまうから。)

 警告しました。

 一番手っ取り早いのは、今日、大きな街に行くならば書店に行って買い求め読むことです。2時間以内に読み終わります。