■ [大事なこと]つながりは力
この数日、単発の仕事が立て込んでいます。
というところで、ある出版社からの特集のお申し出。それも平均的なお申し出に比べて、かなり時間的余裕が無い。
なんかあったんだろうな。と、勝手に想像。
で、とりあえず、対応。
日本中の繋がっている人を走馬燈のようにスキャン。今、静かにしているべきであろう人を「忖度」しながら、依頼。そして、あっという間にラインナップ完成。こんな荒技を出来るのは「つながり」の力だと思う。
最近、「私は最強の教育研究者」と書いて、笑われました。
でも、そう思います。頼めば、やってくれる人の数の多さ、多様さにおいて、ダントツだと思っています。
■ [大事なこと]拡大均衡
このことをゼミ生が一番分かって欲しい。が、難しいと思う。でも、書きます。
自らが既読権益を持っているとき、その既得権益を維持する方法は、拡大均衡を求めること。限られたパイを争う関係になれば、その均衡を保つのはかなり難しい。全員が勝ち組になるには、どうしたらいいかを探るのです。頭を使って。そのため、私は常に仲間が幸せになるために何が必要かを考え、出来ることをします。
その結果、とても楽な人生を過ごさせていただいています。
分からないだろうな~。
■ [大事なこと]英語の行方
日本の教師の大部分は、英文学やその方面の教育を受けた人です。その人たちが日本の英語教育をつくっています。が、2020年から外部の検定組織が大学入試を動かすそうです。それらは現状の日本の教師の「良し」としているものとは違います。例えば、仮定法過去完了を教えるべきか、に端的に表れます。
学習指導要領を決めている人たちは、自分たちが日本の教育を定めいると思っています。
違います。大学入試が日本の教育を、良くも悪くも決めています。
何故でしょう。子どもたちに「これはテストに出るぞ」という動機付けしか出来ないからです。
さて、この直近の課題に関して、『学び合い』以外の中学校教師はどう対応するのでしょうか?
■ [大事なこと]再度
5月30日に以下をアップしました。
『この半月、かなりの多くの人と1時間程度電話で話しました。(今日もありました)その多くは、『学び合い』を実践することで生じる、対人関係の悩みです。でも、起こってからの解決策より、起こらない様にした方がずっといいに決まっています。
相談の最初に「みんなで取り組む『学び合い』入門」(明治図書)を読んだかを聞きます。残念ながら読んでいません。色々と善後策を伝授し、最後に先の本を読むことを薦めます。
転ばぬ先の杖ですよ。
保護者からクレームが来てから信頼を取り戻すのは難儀です。クレームになる前の段階に、最低限のことをすればほぼ避けられます。
同僚・校長からのクレームが来るとしたら、それは、『学び合い』ではなく、それ以外の原因であることが大多数です。多くの人にとって、自分がやることを強いられない、自分の実践を非難されないならば、隣のクラスでどんな授業をしても関係ありません。それなのに言われるとしたら、何かがあるのです。
繰り返します。転ばぬ先の杖ですよ。』
何を言いたいか。
本日、私と1時間ぐらい話すために、2万円の旅費をかけてこられた方が来ました。
その方に「みんなで取り組む『学び合い』入門」(明治図書)を読んだかを聞きました。読まれておられませんでした。そこで読むことを薦め、本で書いたことを口頭で説明しました。ということで、読むことを薦めます。旅費より本代は遙かに安いです。
追伸 もちろん、私が語ったことの大部分は「大丈夫」という言葉です。この言葉の語りの強さは、直接会うことが一番です。ただ、時間とお金がかかります。