■ [大事なこと]誤算
上越教育大学は実習が中心のカリキュラムを構成しています。これって全国の大学の先生に説明しても、なかなか理解してもらえません。何故かと言えば、学校現場とそこまでの調整を大学教員が出来るわかないと思われているからです。でも、それがやれるスタッフで固めているのが上越教育大学の教職大学院です。
このカリキュラムの根幹をつくったのは私です。最高の教育を実現したいと思ったからです。結果として、思った通りに最高の教育が実現しました。が、想定外のことがありました。
それはスタッフは学校現場との調整をすることが出来ますが、とても気を遣うし、時間がかかります。
その際たるものは、私です。平常とは違う教育を提案し、愛するゼミ生を任せるのです。
つらい。この一点がつらいのです。
『学び合い』を学びたい人と繋がっている状態を望みたい。
何がご参加と言えば、私が考えたことは上手くいきすぎているのです。そして、私が規格外であること。
だから同僚にして教え子のMさんに、「来年からゼミ生を持たずに、孫弟子をからかう役割になれないかな~」と言ったら、言下に「却下」と言われてしまいました。