■ [お誘い]神奈川の会

11月26日に神奈川県の厚木市で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://www.kokuchpro.com/event/7f7f92a875167aa74e3f2bf5ace5d044/
■ [大事なこと]特別支援本

「特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門」(https://www.amazon.co.jp/dp/4182261283)の基礎編が今月発売されます。
https://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20170676
小学校の先生だったら、特別支援学級を薦める場合があると思います。ちゃんと説明できる自信がありますか?多くの教師が語ることは、「算数の繰り上がりが分かるようになるには特別支援学級の方がいい」レベルの語りです。そこに欠けているのは、子どもの一生涯の幸せです。それを根拠を持って語れますか?
例えば、就労継続支援A型がなんであるか知っていますか?近くにそれがあるか知っていますか?障害者年金を知っていますか?障害者枠で雇用された人の給料はいくらか知っていますか?グループホームのことを知っていますか?
自分に関係ないと思っていたら、とんでもない。小学校から意識して教育する必要があります。
中学校の先生方、小学校でそれがなされていないならば(おそらくそうでしょう)、急がないと行けません。3年間でやれることは限られています。
高校の先生方、皆さんが最後の砦です。普通科の偏差値の高い高校においても、かなりの割合でいます。
そして全ての先生方へ
残念ながら、特別支援か否かは、学校にフィットするか否かで決められています。つまり社会にフィットするか否かは決められていないのです。本書を書いて知ったのは、通常学級にいる子どもの未来は特別支援学級にいる子どものより厳しいという現実なのです。
保護者の方に申します。残念ながら、特別支援学級で一生懸命に教えられていることは、子どもの人生には殆ど関係ありません。あくまでも学校にフィットさせる教育なのです。何故なら、教師は一生涯の幸せをリアルに考えていないからです。学校でお子さんの一生涯の幸せを保証する教育を受けさせたいならば、本書をお読み下さい。読めば、担任の先生に読ませたいと思います。
試しに、就労継続支援A型がなんであるか知っていますかを担任の先生に聞いて下さい。近くにそれがあるか知っているか聞いて下さい。障害者年金を知っていますか聞いて下さい。障害者枠で雇用された人の給料はいくらか知っているか聞いて下さい。グループホームのことを知っていますか聞いて下さい。おそらく義務教育の教師(特別支援学級の担任も)の中で、それを知っている人は1%もいないと思います。何故なら、自分たちの仕事とは思っていないからです。しかし、それでは手遅れなのです。急いで知ってもらわなければなりません。
■ [大事なこと]結果

『学び合い』の実践者の方々へ。成績を上げましょう。まずは子ども、保護者、管理職の求める結果を出しましょう。出す方法は、子どもにそれを求めましょう。そして、意味を語りましょう。そして、「一人も見捨てない」という意味を語りましょう。結果は必ず出ます。少なくとも従来型よりは。
学力向上テクニック入門をお読みください。テストの点数を上げることは簡単です。ポイントは本人が上げたいと思わせることです。そして、教師がそう思わせられない子どもの気持ちを変えられるのは、子どもなのです。
我々の目的は成績ではありません。一生涯の幸せです。でも、それは多くの人には分かりづらい。だから、分かりやすい結果を出しましょう。そうすれば、何でも出来ます。