■ [大事なこと]陳腐化
文部科学省の初等中等局はアクティブ・ラーニングではなく、「主体的・対話的な深い学び」という言葉を使いはじめました。
でも、これって良かったかも。
どうせ新学習指導要領が実施されれば、現学習指導要領における「言語活動の充実」のように「主体的・対話的な深い学び」も話し合い活動をちょっと入れるぐらいに見事に陳腐化するだろう。その陳腐化した実践は「主体的・対話的な深い学び」という言葉と連動する。
一方、アクティブ・ラーニングという言葉を使う人は意識的に使う人が多くだから陳腐化しにくい。そして、高等教育局はアクティブ・ラーニングのままだし、それは現場の陳腐化圧力に抗するために入試改革と連動している。そのアクティブ・ラーニングの視点によって、主体的・対話的な深い学びが実現される。
つまり、アクティブ・ラーニングは手垢に汚れにくい。