■ [大事なこと]悪夢
昔のゼミ生の集合写真を見た。苦しい。私を選んだ子ども達。今、将来の幸せを願う。教師とは背負うもの、背負うことを望むもの。業。
今も酒に酔うと、高校教師時代の出席簿を見る。ある日から、斜線を引く。その日の前日に退学処分をしたのだろう。
大学の良いところは、この教え子の退学職をしなくて良いこと。でも、卒業したあとの教え子を守れない自分がいます。
■ [大事なこと]幸せ
キリスト教徒ではない我が家にとって本祭は24日です。ということで、23日から25日にクリスマスがあります。
家内は、その3日間にどのようにご馳走を配置しようか悩みます。難しいのは、私が糖質制限しているので、寿司・ピザなどを重ねることが出来ないのです。かなり難しい問題です。
が、このようなことを悩む今を感謝します。世には、それどころでない人が多い。だから、自分の幸せを確実にし、永続するためには、一人も見捨てない、という願いを持ち続け、やり続ける必要があると思っています。
■ [大事なこと]大学人
日本中の教員養成系大学・学部は上を下への大騒ぎになっています。31年度に免許法が変わります。全大学一斉に申請するので、本年度中に書類を仕上げなければならないのです。また、31年度に教職大学院化しなければならない大学も多く、本学もその一つです。そうなると会議や交渉が多くなります。
学術的な会話をするならば、一般人より大学人と話した方が遙かに話が早い。一方、実務的なことを話すと、大学人より一般人と話した方が遙かに話が早いのです。何故なら、学術の話の場合は、正しければ良いのです。ところが実務に関しては正しければいいというわけではありません。そもそも多様な正しさがあります。そのあたりが分からない大学人がいます。一般人と実務を話すと、「結局、どうしたいか」があり、それを正当化する理屈を構築します。その過程で妥協や交渉が入ります。
幸い、私の同僚の多くは研究者であると同時に現場教師だった人たちです。だから、「結局、どうしたいか」を率直に語り合える。だから、話が早い。